自律神経のコントロール
交感神経と副交感神経の二つの系統から成っている自律神経を失調すると、身体機能にさまざまな障害が現れます。副交感神経はリラックス神経ですが、交感神経は緊張する神経として戦いの状態で働くものです。アトピー患者は副交感神経が過剰に働いている体質ですから、日々の生活の中にちょっとした緊張感を加えると、症状が抑えられると考えることができます。ただ、ここで気をつけなければいけないのは、過度の緊張を押し戻そうとして、逆に副交換神経が呼び戻されてしまうことです。快適に無理なく緊張感を保たせるためには、子供ならば外で遊ばせることで安全を意識しながら楽しんだり、大人ならば自らを律して早寝早起きを心がけ、散歩や軽い運動などを取り入れたり、声を出して本を読むなどの刺激が交感神経を働かせます。ストレスにならないけれど、どこかで緊張感を保っていることが、アトピーの痒みなどの辛い症状をやわらげることにつながります。